鳥取・境港市の「水木しげるロード」にある「妖怪神社」で、さい銭箱が盗まれる事件が起きていたことが22日までに分かった。
同神社のさい銭盗難は4回目。
神社を運営する会社「アイズ」によると、鬼太郎ら妖怪たちは不届きな行いに怒っており、近く犯人に天罰が下ることは必至という。
「こんなことになって残念。妖怪はみんな怒っています。天罰が下ります」―。「アイズ」の佐名木知信代表が妖怪たちの気持ちを代弁した。
20日朝、同社の女性社員が神社の掃除をしようとしたところ、木製のさい銭箱がなくなっていることに気づいたという。
さい銭箱は高さと奥行きが40センチ、幅60センチで水木しげるさんのサインが刻まれている。
なかには約3000円が入っており、境港署に届けた。
同神社では今年3月からさい銭箱の中身を盗まれる事件が続いている。
そのたびに鍵を強化するなどしてきたが、今回はついに地面に固定する鎖を外され、箱ごと持ち去られた。
「(3000円という)金額の問題じゃない。
おさい銭には、それぞれの気持ちがこもっている」(佐名木代表)。
まず「ねこ娘」 妖怪神社は、妖怪のブロンズ像が120体も並ぶ水木しげるロードにある観光スポット。
佐名木代表は「鬼太郎一家が黙っていない。
まずは(神社の前に立つ)ねこ娘が(犯人を)ひっかきに来るでしょう」と、恐怖の天罰を予告している。
◆妖怪神社 漫画家・水木しげるさんの出身地で、妖怪の町づくりを進める境港市の「水木しげるロード」(約800メートル)に2000年元日、建立された。
同ロードには妖怪のブロンズ像のほかグッズショップや記念館が建ち並び、年間約85万人の観光客が訪れる。
神社はそのなかでも人気のスポット。
2006年10月23日